Windows 10 / 11 実践ガイド
USBメモリのファイルがショートカットになったときの対処
使用容量は残っているのに、フォルダーがショートカットに置き換わったように見えます。マルウェアでよくある症状ですが、確認は必要です。

この症状が意味すること
マルウェアが元のフォルダーを「隠しファイル」「システム」に設定し、似た名前の.lnkを作ることがあります。そのLNKを開くと、フォルダー表示の前にスクリプトが動きます。
1つだけなら移動済みファイルへの古いリンクかもしれません。多数の新しいLNK、消えたフォルダー、PowerShellやcmdなどを指すリンク先がそろうと危険度が上がります。
今すぐ行う手順
USBの内容を変えず、ドライブ文字を確認してフル スキャンします。リンク先を調べ、根拠のある項目を隔離した後に表示を戻します。
- 突然現れたショートカットはダブルクリックしないでください。
- 先にUSBメモリをスキャンし、その後、そのUSBメモリを使ったWindows PCも確認します。
- 何かを変更する前に、リンク先、引数、ドライブ文字を必ず確認します。
- 疑わしい項目はすぐに完全削除せず、まず隔離して内容を見直します。
- スキャン後に元の文書を再表示し、大切なデータだけを安全な保存先へコピーします。
重要: attrib コマンドで非表示属性は戻せますが、動作中のマルウェアは駆除できません。ドライブ文字を確認せずに、動画や掲示板のコマンドを貼り付けないでください。
日本語版Windowsでの表示
学校、職場、コンビニのマルチコピー機に併設されたPCなど、複数人が使う端末を経由した場合は、その場所と接続したPCを記録しておきましょう。
よくある質問
元のファイルは削除されたのでしょうか?
非表示になっているだけの場合が多いです。ただし使用容量だけでは断定できないため、属性を変える前にスキャンしてください。
USBメモリだけを掃除すれば十分ですか?
十分ではありません。PC側に感染が残っていると、接続したUSBメモリが再び書き換えられます。USBメモリと接続元PCの両方を確認してください。
